先日デルタ航空から、オンラインでの受託手荷物の追跡が出来るようになったとの発表がありました。
ただしこの機能については、ひと足お先にアメリカン航空が昨秋から実装していました。今回アメリカン航空に乗る機会があり、アプリからこの機能を使ってみましたので紹介です。
参考 American Airlines just secretly added free live baggage tracking
American Airlines Track your bags
Webサイト American Airlines Track Your Bags
冒頭ではアプリと述べましたが、WEBサイトからでも同様の検索は可能です。
アメリカン航空は、フライト中でもアプリへのオンラインアクセス、あるいはAA.comへのアクセスが無料で提供されているので、アプリをあらかじめインストールしておいた方が何かと便利でしょう。
アプリを立ち上げ「Track Your Bags」をクリック。
次の画面で、苗字(Last name)と予約番号(Record locator)あるいは荷物タグ番号(Bag tagnumber)を入力します。私は予約番号を入力してみました。
するとBag tagナンバーと共に、最新のステータスが表示されます。
さらに矢印ボタンをクリックすると、荷物ごと(タグナンバーごと)に詳細を見ることが可能です。下記の場合は
- インド(チェンナイ)でチェックインされた。
- その後、ロンドンで飛行機に積まれた。
ということがわかります。(時刻が逆なのは時差の関係です。)
ここで気になるのは、出発地であるインドではチェックインこそ反映されていますが、飛行機に積まれたことまでは反映されていません。
これは可能性としては、チェンナイ(MAA) – ヒースロー(LHR)のフライトが自社運航便ではなくBritish Airways便だったため、あるいはチェンナイ空港ではそこまで追跡が出来ないため、のどちらかが原因かなと思われます。
ちなみに普通にブラウザからwebサイトにアクセスするとこのような感じです。
それでもやっぱり不安、ロストバゲージをどうしても防ぎたい場合
今回はフライト中に空の上から確認しました。つまり、自分が搭乗している飛行機に自分の荷物もキチンと載っている、ということを確認出来たわけです。
しかし仮に、空の上から追跡して荷物が空港に取り残されたままであることが分かった場合は、もうどうしようもありません。時すでに遅しなのです。
なので、ロストバゲージを防ぐためにはカウンターで荷物を預けた後(チェックイン後)、搭乗前に検索をする必要があります。ただしステータスがどこまで即時反映されているのかは、今回試せませんでした。
結局のところ、確実にロストバゲージを防ぐには、搭乗開始時刻より早めに搭乗ゲートに行き、係員に自分の荷物が確実に飛行機に積まれたか再度確認してもらうしかないのかなと思われます。
私は今まで海外でも国内でもこの方法で特に拒否されたことも、嫌な顔をされたこともなく、予約番号あるいはBag tag numberを伝えればきちんと調べてくれました。
アライアンスをまたいだフライトでも追跡が可能なのか
今回の航空券はアメリカン航空で予約したもののフライトが3区間あり、それぞれ運航は下記の通り。
- ブリティッシュエアウェイズ
- アメリカン航空
- ユナイテッド航空
最後のフライトはアライアンスが異なるユナイテッド航空(Skywest DBA United Express)になっており、アライアンスをまたいでも荷物が追えるのか気になるところでした。
で、結論から言うと予想通りステータスが反映されず追跡は出来ませんでした。なので、アライアンスをまたいだ予約の場合は注意が必要です。
ちなみに最後のこのフライトで見事にロストバゲージにあい、とんでもない目にあいました。
アメリカン航空での予約番号(PNR)で最後の旅程まで参照こそ出来るのもの、当然ながらユナイテッドではまた別のPNRを持っています。
出発地で発行された荷物タグで本当に最後までパス出来るのか不安だったので、経由地のシカゴで確かめたのですが、念押しでもっとキチンと確認すれば良かったという後悔があります。空港のエアラインスタッフもスキル・知識に差があるので、全員が信用出来るとは限りませんね・・。
ただ新しい知見を得られたのでまた後日、別記事にて。
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