PayPalの支払いをダイナースで行うと為替差損で痛い目をみる話

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オンライン決済でPayPalでの支払いを選択できるサイトはかなり多いです。そのPaypalの支払い用にダイナースを登録すると痛い目にあったので、その話を。

 

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WEB購入でダイナースが使えないエアライン

オフィシャルサイトでの話ですが、ANAやJALはダイナースが使えます。Unitedも使えます。しかしながら、他ブランドのクレジットカードに比べて手数料が高いためか、一部使えないエアラインもあります。

私が把握しているのはタイ航空、チャイナエアライン、LCCほぼ全部。他にももっとあると思います。

 

PayPal決済が出来るチャイナエアライン

そんな中で、チャイナエアラインはPayPalでの決済方法が用意されています。これはなかなか良いなと思いました。

なぜならPayPal決済を行うことにより、その支払いをダイナースで行うことが可能になるからです。

 

PayPalの支払いをダイナースで行うとUSD建決済される

で、今回チャイナエアラインでPayPal決済を試しました。

日本円64,050円ですね。参考までにUSD/JPYレートが115.039円。ちなみに支払い側には特にPayPal払いにすることでの手数料等かかりませんのでご安心を。

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約1ヶ月後、Dinersから請求書が出ました。

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68,922円。はて。

差額約4,900円。為替レート123.7886。下4桁とかFXでも聞いたことないような。

 

整理しますと、

実支払日       :8/25、為替レート 115.039

ダイナース為替換算日:8/31、為替レート 123.7886

おいおい。8.7円。

確かに8月下旬は為替が忙しかったのですが、ダイナースの為替レートはキツめです。カード別のレート基準はまだ別記事で。

参考:三井住友銀行のTTMレート

 

 

PayPalの神対応

念のためPayPalに電話してみました。

私は何度かコールセンターに電話したことありますが、PayPalのコールセンターは対応がいつも素晴らしく、非常に印象が良いです。確か拠点はシンガポールだったような。けど日本語で話してくれますので、安心です。

 

で、回答。

ダイナースさんだけは、なぜかUSD建で一旦決済されてから日本円に換算される。これはPayPal側ではどうしようもない。

確かに。

が、お客様は(このケースでの要望は)初めてなので、今回の差額をPaypal側で負担出来ないか上司と相談しますので、少々お待ち下さい。ほぉ。

負担できることになりました。

 

PayPal、神。

 

で、差額をダイナースに返金するとまたもや為替差損が発生することになるので、Paypal口座に入金してもらうことになり、ものの30分ほどで完了しました。

まとめ

PayPalで為替差損を負担したくない方は、ダイナースの使用はオススメしません。他ブランドのクレカなら、そのまま日本円決済となります。

今まで散々海外通販で使ってきましたが、細かく請求書見てなかったので気にしてませんでした。

 

ペイパルさん本当にありがとう。2マイル/100円に目が眩んで、何でもダイナース決済するのは気を付けます。

*これは初めての場合だけで、毎回こんな対応してくれるわけではないので、くれぐれも気を付けましょう。

 

 

コメント

  1. guevara より:

    同じ状況で、
    アゴダで宮古島のホテルをペイパル→ダイナース決済したところ、
    235,000円の請求確定メールだったのに、実際は258,000円引き落としになっていました。
    電話でカタコト日本語のオペレーターと話しましたが、返金などは不可でした。

    2019年8月です。ご報告しておきます。