エア・カナダのオンラインチェックインと座席指定の方法を解説します。
WEBサイトでも、アプリからでも可能です。エコノミーだと空港カウンターで大行列する場合があるので、なるべく利用したいですね。
カナダへの乗り継ぎ・到着のフライトでは電子渡航認証(eTA)が必須
ビザが免除されている国の渡航者*(日本国籍は該当)は2016年11月10日以降、カナダ行きのフライトに搭乗する際、事前にeTAを入手(申請)しておく必要があります。
パスポートとクレジットカード、Eメールアドレスが必要となります。eTAは発行手数料7カナダドルで5年間有効です。オンラインで申請可能で、早ければ30分ほどですぐ認証されるので、忘れていた人は必ず申請しておきましょう。
Air Canada:WEBチェックイン概要
オンラインチェックイン:開始時間、締切時間
路 線 | 開始 | 締切 |
---|---|---|
国際線 | 出発予定時刻の24時間前から | 出発予定時刻の60分前 |
カナダ国内線 | 出発予定時刻の24時間前から | 出発予定時刻の45分前* |
預け入れ荷物がある場合も、上記の締切時間までに手荷物受託カウンターにて受託手荷物を預ける必要があります。空港にチェックインキオスクがある場合は、セルフで荷物タグが発行可能です。
オンラインチェックイン対応空港
Air Canada オンラインチェックイン:WEB編
エア・カナダWEBサイトトップ画面の中段あたりのメニューから「チェックイン」を選択。アエロプラン会員としてログインした状態で予約した場合は、ログイン後のメニューからでも可能です。
参考 エア・カナダWEBサイト
下記の3つをローマ字で入力して「チェックイン」で進みます。
- 搭乗者氏名:First name / Family name
- 出発都市:NRT、HNDなど
- 予約参照番号:英数字6桁(予約時に発行されています)
3つ目の予約番号は予約時に発行されるものなので、オンライン旅行代理店JTBやHISなどで予約した場合は、予約完了時のメールなどに記載があります。
予約内容が表示されるので「チェックイン」で進みます。
上部には再度eTAの注意書きが表示されます。その下で再度、氏名、出発空港、予約番号を入力して「Continue」で進みます。
予約に含まれる搭乗者が表示されるので、チェックインしたい対象者にチェックを入れて(下記では2名)進みます。
旅程が表示されます。事前に座席指定を行っていた場合は座席番号も表示されるので、変更したい場合は「CHANGE SEATS」から行います。そのままでよい場合は進みます。
座席変更を行う場合はシートマップを見ながら。なお、黄色くなっている座席は足元が広いために別途有料となります。
次の画面では、荷物の危険物の確認となります。よければ「Agree」で進みます。
特に注意したいのがモバイルバッテリーなどは預け入れ荷物には入れることが出来ないので注意しましょう。バッテリーなどを持っていきたい場合は必ず手荷物で。
次に機内持ち込み手荷物のサイズについて確認です。LCCでなくとも最近は厳しくチェックされることも多々あるので注意しましょう。Continueで進みます。
予め預け入れ荷物の個数が決まっている場合は先に登録しておくことが可能です。まだ分からない場合はここで無理に登録する必要はありません。0のままにして進みます。
参考 エア・カナダ:受託手荷物
『危険な物は入っていませんよね?』という確認です。Noにチェックを入れて進みます。
最終目的地がアメリカの場合、パスポート情報の入力が求められます。
最後に連絡先情報を入力します。メール、あるいは携帯番号でもOKです。携帯番号の場合は国番号+81を忘れずに。また複数人での予約の場合個人ごとあるいは、代表者宛が設定できます。
完了です。
この時は預け入れ荷物を1つ事前登録したので空港で「バッグタグをプリントしてね』と表示されています。Completeとは表示されましたが更に進みます。
次の画面ではチケットが表示されます。
この旅程ではモバイル搭乗券が対象外だったので、印刷用のチケットのみとなります。PrintをクリックするとPDFでダウンロード可能です。自身で印刷して持参するか、当日カウンターに行き、荷物預け入れ時に発行してもらってもどちらでもOKです。
ようやく完了です。
アプリでモバイルチェックイン
モバイルボーディングパスに対応している旅程であれば、チケットもスマホをかざすだけですのでなるべくこちらを利用したいですね。
Air Canada
Air Canadaposted withアプリーチ
解説画面は全てiOSのアプリとなるので、Androidでは一部異なる部分があるかも知れません。
アプリを立ち上げ、アエロプラン非会員の人はトップメニューの「Check-in」から。予約時にログインしており、予約が紐付いている場合はチェックイン可能なフライトがあるとポップアップで通知がされます。
予約番号、氏名が表示されるのでContinueで進み、次画面で予約に含まれる搭乗者が表示されるのでチェックを入れて進みます。
旅程が表示され、次画面では搭乗者ごとにマイレージ番号の登録、座席の選択が可能になります。座席を変更したい場合はここで変更を行います。
危険物の確認、荷物に関する注意が出ますで「No」を選択して進みます。
出来れば120分前にはチェックインしてね、荷物は60分前までに預けてね、との注意書き。時間を確認して進みます。カナダ経由で最終目的地がアメリカの場合、次の画面でパスポート情報などが求められます。
次に連絡先をメールかSMS(電話番号)として登録します。SMSを選択した場合は頭に81を付けて頭の0はカットです。最後に搭乗券のオプションが表示され、メールで送付(PDF)か空港で発券するか選択します。
「Check-in complete」と表示されてようやく完了です。
アプリ、Walletでのモバイル搭乗券
出発空港により異なりますが、モバイル搭乗券対象の旅程の場合はチェックイン完了後に「View bording Pass」のオプションが表示されます。
そうするとアプリでQRの搭乗券が表示可能です。またiPhoneの場合は下部にWalletのリンクも表示されますので、WalletでもOKです。
チェックイン完了後はアプリのトップ画面にも表示がされるのでラクチンですね。
エア・カナダ:事前の座席指定方法
チェックインはフライトの24時間前からですが、座席指定は予約完了後から行うことが可能です。予約時に既にに行っている場合は変更も可能です。
エア・カナダWEBサイトのトップメニューから「予約の管理」を選択、予約照会番号(PNR:英数字6桁)と名字をローマ字で入力し、検索ボタンで進みます。
予約番号は予約時に発行されるものなので、オンライン旅行代理店JTBやHISなどで予約した場合は、予約完了時のメールなどに記載があります。
予約内容が表示されるので、左側中程にある「座席の変更」をクリック。
旅程に含まれるフライトが表示されますので、右側の「座席指定」ボタンから進みます。
なお、コードシェア便(他社運航便)はここでは座席指定はできません。実際の運航エアライン側のWEBサイトにて行うことになります。例えば下記の図では3便目がユナイテッドのフライトになるので、上図右上で記載されているユナイテッド側の予約番号(6文字 United Airlines:XXXXXX)を元にUnitedにて行うことになります。
座席指定を行いたいフライトを選択するとシートマップが表示されるので、希望の座席を選択します。非常口席などは足元が広いために別途有料になるので注意が必要です。
良ければ「座席を確定する」で完了です。
変更完了後はメールでも通知がされます。
エア・カナダ:シートマップ
事前に座席表を確認しておくのもよいですね。エア・カナダのWEBサイトでは機材情報もかなり詳しく見れます。
参考 Air Canada:使用機材一覧
参考 SeatGuru:エア・カナダ シートマップ一覧
エア・カナダ 機内エンタメ:映画ラインナップも事前に確認
長時間フライトの場合は、機内でどんな映画を見るかも楽しみの一つですね。WEBサイトでは、事前に映画のラインナップを確認することも可能です。
777、787-8、9などではPanasonic Ex3が採用されています。
エア・カナダ 機内食:軽食でカップヌードル
エア・カナダの機内食と言えば、中間の軽食でカナダの日清カップヌードルが出るのが特徴です。
日本のそれとは微妙に味が違うような・・。まぁ機内食でカップラーメンもありっちゃアリのような気も。たまに食べると美味しく感じますね。
通常の機内食はこんな感じで。悪くはないですね。
エア・カナダ:アップグレード入札
エア・カナダでは座席のアップグレードにオークション方式(入札制度)を採用しています。全てのフライトが対象になるわけではなく、空席状況等に応じて実際されます。
対象フライト | 北米線、国際線の一部のフライト |
期間 | フライト10日前から72時間前まで |
通知 | メール、アプリ |
今回はアプリで通知が来ましたで、はたして入札にはどのぐらいの追加費用が必要なのか見てみます。
アプリに「アナタは入札可能です」との通知が!進みます。
長距離路線の香港 – バンクーバーと、バンクーバー – トロント共に対象になっています。
香港 – バンクーバー線でエコノミーからビジネス(SIGNATURE CLASS)へのアップグレードの場合、最低1,100カナダドル(約95,000円)から最高1,800カナダドル(約155,000円)まで。
んーーー晋作。高過ぎ!
なんせこのチケットはエラーフェアで香港ーワシントンを18,000円で買ったので。
続いてエコノミーからプレミアムエコノミーで見てみますと、それでも最低550カナダドル(約48,000円)から最高980カナダドル(約85,000円)まで。んーやっぱりお高め。
潔く撤退しました。
復路はトロント- 香港で15時間超のロングフライトだったのですが、エコノミーでも十分に快適に過ごせました。
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