私は旅行に行った際はGPSのログを記録しています。何が出来るかというと
- その日の足取りが後で見れて楽しい
- 写真に位置情報を付けることが出来て想い出倍増
そんなところです。
こちらの記事でも少し紹介しました。
参考 私が海外旅行に必ず持って行くお役立ちガジェット8選
SIMフリーのiPhoneを手にいれるまではGPSロガーを使っていました。こんなのです。
SIMフリーのiPhoneを手に入れてからは、国外でも現地SIMが使用できるので、iPhoneのアプリで記録をするようにしています。そのアプリが今日紹介する「MotionX-GPS」です。
MotionX-GPSとは
何なのかというと、GPSロガーアプリです。
240円するのですが、240円以上の価値を十分に感じることができる多機能アプリなのです。GPSアプリは多数ありますが、まずはこれで間違いないかなと。ジュース2本買ったと思って買ってみて下さい。
参考 MotionX公式サイト
PDFのマニュアルもあります。まぁこちらを見てもらえれば、大体は分かるのですが。スポーツ(自転車、ランニング)にも対応していますが、スポーツではそれ専用のアプリ(Strava等)の方が使い勝手が良いかなと感じます。
初期設定
アプリを立ち上げるとこんな画面です。まず現在地の地図が表示されます。
右下の「Menu」を押すと、こんな感じでメニューが表示されます。右下の「Setup」に進みます。
「General」で一般的な設定をします。音は切っておいてよいかと思います。
「Display」では単位を「km」にしておけば、後はそのままでよいかと思います。
「Share」では後でデータを送付するメールアドレスを登録しておきます。Email ShareのチェックをONにして、メールアドレスを入力します。アドレス帳からでも登録出来ます。
Facebookやtwitterでも登録したい人は出来ます。
元の画面、MAPに戻ります。
左上のメニューボタンを押すと「Map Options」が表示されます。その中の「Map Types」をクリックします。
ここで、地図のタイプを選べます。デフォルトだとApple Roadになっています。そのままでも良いのですが、私は見慣れたGoogle Mapにしています。お好みで。
とりあえず最低限の設定はこんなものです。非常に多くの項目を設定出来るので、他にもいじりたい人は色々見てみると良いかも知れません。
使い方
元のメニューに戻り、「Record Track」をクリックします。
右上の赤い地球の表示の際は、GPSの信号がキャッチ出来ていないことを表します。屋外であれば、少しすれば大抵の場合はGPS信号をキャッチし青に変わります。
左上のメニューを押すと「Option」が表示されます。ここでも細かい設定が出来ますが、とりあえず設定しておいた方が良いのが「Activity Mode」です。
旅行などで歩いたり、電車、バスと移動方法がどんどん変わる場合はデフォルトのままのオートモード「A」で大丈夫です。他に特定の移動方法が決まっている場合は、それを選べばOKです。
戻って元の画面です。「Start」をクリックします。
もし赤の地球マークのままでも、後で自動でGPSをキャッチしますので、スタートしてOKです。「Start without GPS Signal」をクリックです。
記録中はこんな感じです。速度、距離、標高、斜度などが表示されます。記録を停止する場合は「Pause」。そのまま終了する場合は「Save」です。
データの保存方法
データの保存(出力)の方法は2つあります。
- shareメニューからメールで送付
- iPhoneをPCに繋いでiTunesから保存
手っ取り早いのはメールかなと思いますので、ここではメールの方法を説明します。
計測中の画面で「Save」を押すと、このような画面になります。ここでそのまま「Share this Track」の画面に進むことも出来ます。
あるいはメニューに戻り、「Tracks」からも過去の記録を見ることが出来ます。
こんな感じです。出力したいデータを選んでクリックします。
このような画面になります。右上のメニューから「Options」を表示させます。
ここではLineの色を変えたり、Activity Modeを変えたりすることが出来ます。
変更したい項目が終わればメニューから「Share」をクリックします。ここではデータ名や、コメントの入力、写真を添付することも出来ます。
一通り終われば、上部に表示されている「share」をクリックします。するとチェックが入ったメールアドレス宛に送付されます。
データの見方
メールはこんな感じで届きます。
ファイルは2つ「kmz」と「gpx」フォーマットのものが添付されます。
kmzフォーマットはgoogle earth用のフォーマットになり、PCかiPhoneにインストールされていれば、ファイルをクリックしてそのまま開くことが出来ます。
こんな具合です。
使い方は他に
- 写真に位置情報を付ける(マージする)
- Google Mapに表示し、blog等に表示させる
こんなことが出来ます。色々面白いです。長くなったのでまた別の記事で。
続編はこちら。
参考 無料ソフトNikon ViewNX2を使って、GPSログデータから写真データに位置情報をマージする方法
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