さて、ドバイ空港についてからどうにか飛行機に乗るところまで辿り着きました。悔やまれるは、せっかくのドバイ空港のラウンジを満喫する機会を失ったことです。まぁ最初から時間が無かったので、またの機会に期待しましょう。
//5star-traveler.com/2012/02/05/dubai-2
flydubai FZ15便 ドバイ-ドーハ(DXB-DOH)
当然ながらバスの中は東洋人は私たちだけでした。ボーディングフラップで写真を撮っていると撮影は禁止だと注意を受けてしまいました。ダメなんですね。
11:00 LCCキャリアの「fly dubai」 FZ15便 にて定刻に出発です。機体はB737、レジ番A6-FDM、座席は17B、Cとなりました。尚、この会社は所有機14機全てが737とのことでした。
機体はまだ新しいのか中は非常に綺麗で、CAは西欧系の女性でした。LCCながら全席にモニターがあることに驚きです。機内安全説明の映像がアニメのキャラクターというのにも工夫を感じます。
それほど美味しそうには見えなかったのですが、せっかくなので試しで有料のサンドイッチ15AED、セブンアップ缶5AEDを購入してみました。パサパサのパンで味は想像通りです・・・。
ドーハ国際空港 入国にはツーリスト・ビザ取得
ほぼ寝てドーハ空港に到着です。
事前に得ていた情報通り、日本から入国の場合短期滞在用ビザ(30日有効)が必要で、カードで1,00QR(カタールリアル、約3,200円)を支払います。カードで支払えるのですが、ダイナースは使えず、VISAで支払いました。またスキャナーでのアイスキャンも求められます。
(在カタール大使館 短期滞在のビザ)
この後、ご飯が余り食べれないであろうことを予測し、コーラ500ml(7QR)を2本買っておきました。ただしカタールリアルなので、手持ちのAEDで支払うも、この時はレートが良く分かりません。レシートを良く見ると20AED→19.40QR。ざっくり計算すると155円。
空港の外にはタクシー乗り場があり、そこから事前に調べていた「カルワタクシー」(水色)へ乗車します。シボレーかな。結構焦っていたのですが、今思えばここでちゃんとしたご飯を買っておくべきでした・・・。(カタールのタクシー事情)
ドライバーにスタート地点のバルザンタワー(Barzan Tower)を告げるもどうも知らない様子です。あまり有名では無いのかも知れません。出発するも電話で他のドライバーに連絡を取り、さらに私のiPadのmapを見て、ようやく分かった様子。パキスタン人のドライバーで気さくに良く喋りました。
初の海外自転車レース観戦ツアー・オブ・カタール 砂漠の王トム・ボーネンの圧勝!
12:20 どうにかスタート地点に到着します。ディルハムしか無いと告げるとokだと、140AEDで良いと。メーターはカタールリアルで65。レートをちゃんと調べてこなかったのが悔やまれますが、分からないのでok。ただ150AEDしかないと告げると10はチップだと。だからそんままで良いと。後ほど計算すると、かなりボラれました。旅の前にはレートをきちんと調べるべきですね。
さて自転車好き以外の方からすると、ツアー・オブ・カタールとは何ぞやということですが、
ツアー・オブ・カタール(Tour of Qatar)は、カタールを舞台にして1月下旬~2月上旬にかけて行われる自転車プロロードレースのステージレース。
でして、全6ステージあるうちの、今日はその初日の第1ステージを見に来ました。シーズン序盤のステージレースであり、参加チーム選手とも毎年かなり豪華メンバーが集います。これは嫌が応にも胸が高鳴ります。
スタート地点付近には、それなりに人だかりがありますが、ほぼ関係者のようで、観客はほとんどいません。街にはレースが行われるアナウンスがほぼ無いため、住民の方にどれほどレースが認知されているか?不明です。
東急ハンズで買った大きな国旗を広げつつ、日本人選手のフミ、アンカーチームに声援を送ります!まさかここに日本人が応援に来るとは思わなかったと思います。このプロチームに混ざって日本人選手もいるのです。なんだか誇らしく感じます。誇らしく感じるのですが、2ヶ月後には全日本選手権で、実は私は彼たちと戦わなければなりません。そうです、のん気に海外旅行している場合では無いのです。が、今はいいでしょう。
カベンディッシュ、カンチェラーラをはじめ、たくさんのプロツアー有名選手がたくさん目の前にいますが、いすぎて誰を見て写真を撮っていいのか、分からないほど舞い上がります!TVではなく、ここカタールで目の前にいるのですから!
スタート前に在カタール日本大使館の方に声を掛けられ写真を撮りました。こちらのカメラでも撮れば良かったですね。
程なくして、レースはスタート。
自転車レースの観戦では、周回レースでなければ通常スタートゴールは別地点なので、スタートするとそれきりです。あとはゴールに向かうだけです。。。
チームカーなどで関係者も後を追ってスタートし、あっという間に取り残されます。よく考えると、この後の移動方法は考えていませんでした。さて、どうするかと。流しのタクシーなど全く見ません。
途方に暮れているとおじさんが声をかけてきて「Finish地点に行きたのか?なら乗れ」と三菱のバンに載せてくれます。白タクだと思い、ディルハムしか無いと告げると、OKだと言います。
声を掛けてくれたおじさんは前の関係者用マイクロバスを運転、私たちが乗せてもらえたバンはもう一人が運転です。
少し怪しいなと思いながらも、信じて乗りました。途中Finish pointを分かっていますか?と確認するとジェスチャーで「次左曲がるから。」 んーまったく知らない土地に連れて行かれたらどうしようと、少し不安になってきます。
20分程すると、なんとゴールゲートが設置されたフィニッシュ地点が見えてきます!おじさんを信じてよかったです。到着して唯一持っていた5リアルと、5aed払おうとするとノー、必要無いと。見ず知らずの言葉もほぼ通じない東洋人を乗せてくれて、こんな親切にしてくれたおじさんを怪しんでいたなんて!なんとも恥ずかしくなりました。ごめんなさい。
13:30 ゴールまでは2時間半以上あります。今日は141km、3時間超かかります。ゴール地点はカタール大学のすぐ前なのですが、何もありません。コンビニどころか何の店もありません。
大学の駐車場内でトイレを貸してもらいつつ、ゴール付近をぐるっと歩いたり、道路反対側にあるスポーツフェスティバル?用のイベントスペースに座って写真を取りますが、後からきた関係者っぽい人に注意されます。ゴール地点では表彰台の他に王族用っぽい観覧席も設置れています。
お腹が減ってきますが、とにかくコーラしかないうえ、周りにお店一つもありません。TVの撮影隊が弁当を食べててそれはもう美味しそうに見えます。。余ってたら一つくれませんか、と言いたくてしょうがなかったのですが、恥ずかしくて諦めました。木陰で休みますが時間が経つのが遅いです・・・。
大学から次から次へと出てくる、高級車を眺めます。大学生でこんなにも高級車に乗るとは、この国はどうなっているのでしょうか。レクサスがまるで普通車のレベルに見えます。
16:30 だんだんとゴール付近も騒がしくなってきます。
ロードレースなのに何故かBMXのショーが行われ、多少は盛り上がります。スタート地点に比べ、観客も結構増えてきました。ヘリコプターの音と共に集団が近づいて来ているのが分かります。
そしてゴールスプリント!ボーネンが圧勝です!プロチームのゴールスプリントは迫力が違いました!今までの私のゴールスプリントは何だったのでしょうか。
ゴール後、チームカーに続々と選手が戻ってきます。写真を撮っていたところ別府選手がなんと話しかけてくれました。
「いつからこちらに来たんですか。今日は横風がきつくて、集団がバラバラに分かれました。けど僕は前に残れました。楽しんで行って下さい。」
まさかの展開に舞い上がってしまいましたが、一緒に写真を撮れば良かったです。
アンカーはすぐに帰ってしまっていました。ボーネンの表彰式の写真を取り、メディアインタビュー数社が終わった後、なんとかボーネンとツーショットを撮ることが出来ました!感無量です!
すぐにUCIのコントロールに連れていかれていました。ちなみにボーネンはこの後も勝利を重ね、総合優勝です。
海外のメディア写真には妻の姿が。。私は被って見えません。。
表彰式が終わると皆撤収が始まり、取り残される。通りがかりの消防隊員いに聞きメインストリートへ出る。タクシーは全く無い。歩いている人は他になく、道路以外は砂地。20分以上あるき、日が暮れてくる。大きい交差点に到着、バス、トラックにも声を掛けるが拒否される。
いよいよ暗くなり始め、ダイナースのデスクにかけ「ドーハ空港に出入りしている、水色のタクシー会社の電話番号を調べて欲しい」と。ものの3分で調べてあげてくれた。が同時に、パトカーが信号で止まり、御願いすると無線で連絡を取り、すぐ後ろのパトカーに乗れと。ダイナデスクにパトカーに乗れた旨を説明し切る。パトカー内では写真を流石に控える。
空港までいってくれると思っていたが、10分ほど行った近くのカルフールで降ろされる。ただタクシー乗場の人に事情を説明してくれていたようで、ドーハ空港に向かう。このタクシーの運ちゃんも良く喋る。どこの国からか忘れたが出稼ぎだと、津波はどうだと。
17:30 空港に到着するもまたもやディルハムしか無いと説明。運転手はレートが分からないと言い電話をかける。65リアルは90aedぐらいだと。なので100aedで問題無いと。
お釣りは返ってこない。AirArabiaのカウンターに行きチェックイン。イミグレもわりとスムーズに通過。ラウンジを探すのに少し迷ったが2階のコスタコーヒーの向かいにあった。oryx lounge飲物、軽食がフリー。新聞も置いてあり、中は広くキレイ。
18:35 ボーディングゲートに向かい、バスで移動。
19:20 問題無く定刻通りフライト。中東のLCC、エアアラビア ドーハ発シャールジャ行G9 130便。機体は全てA320らしい。
21:20 カタールとは時差1時間、フライト時間1時間でシャールジャ国際空港着。この空港も広くキレイ。タクシー乗り場でカムリに乗車。リビエラホテルの場所が分からないようで電話でホテルに連絡を取り確認していた。30分程で到着。35aed程だったか。
22:00 過ぎようやくリヴィエラホテルにチェックイン。連絡先の記入、パスポートを預ける。ウェルカムドリンクがサーブされる。マンゴージュース。部屋番号は609。机には日本人従業員の高杉さんからメッセージカードとお菓子。ラウンジで結構食べたため、お菓子は食べれず。(次の日捨ててしまう。ごめんなさい。)
Wifiフリーときいていたが、1日20aed有料であった。
風呂で少し寝て、上がってすぐ寝る。tvは国際放送のnhkが入る。民放のバラエティも編成されている。1日目から弾丸ツアーでくたくた。
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