初日。今日の予定は、このままドバイへ移動、更にカタールまで飛び、自転車レースのツアーオブカタールを観戦して帰って来る、という初日からハードスケジュールです。
現地時間05:00、ほぼ予定通りにアブダビ空港着。飛行時間は12時間半で、時差が5時間あるので日本であればもう10時ですが、朝5時と聞くと眠たく感じるのが不思議ですね。
荷物を受け取り先に両替です。空港内にはいくつかありましたが、レートを何店か聞いて安いところで行いました。レートは手数料込みで¥40,000 → AED1741.00。レートは@22.9。後で思えば結構高いですかね。
その後トイレにて着替えました。2月の日本と打って変わって、こちらは飛行機から降りた瞬間から非常に暑かったです。
バスの時間まで少しあったので、空港内のスタバでラテグランデ16AED、パン二つ24AEDx2、Greekサラダ22AED。全部で86AED。サラダは日本では提供されていないもので、やはりメニューが少し違うようです。
EY5416便(バス) アブダビードバイ(AUH-XNB)
アブダビからはバスにてドバイへ向かいます。便名が付いていることから、一見バスとは分からないのですが、エティハド航空が運航しているバスとなり、エティハドでNRT-DXBを発券すると、もれなくバスも予約されることになります。
07:20 階下へ降り外へ行くと、バス乗り場にエティハドのバスが数台停まっています。すでに席が結構埋まっており、バラバラに座ることになりました。07:30の定刻より少し早く出発しました。
道路以外は見渡す限りほとんど砂漠で、高速は片側6車線もあるエリアもあります。出発時にはチケット確認は無かったのですが、出発後に車内できちんとチェックがありました。一通り乗客チェックが終わると、水とウェットシートがサーブされました。
今回はiPadを持って行ったのですが、データ通信を切っていてもGPSは生きるので、GoogleMapで位置情報は見ることが出来ました。
08:50 ほぼ予定通りバスの終着点、チェルシータワーに到着。
ここからはHISの日本人添乗員さんと他ホテル宿泊者の方と共にワゴンで移動です。運転手はパキスタン人とのことでした。車内での説明では、私たちのリヴィエラホテルは最後に回るとのこと。
実はこの後のドバイ空港発の便が11:00発で、ただでさえギリギリのスケジュールだったので、妻と相談し、このままではドバイ空港に間に合わないと判断、急遽タクシーで向かうことを決めました。
最初のホテルで他の方を降ろしている間に、運転ドライバーさんと添乗員さんに説明、ワゴンを降りました。「What’s happen ?」と慌てる外人を映画以外で初めて見たような気がします。
通りにいた人にどこでタクシーを拾えるか聞いて、メインの通りですぐにタクシーを拾いました。
09:10 タクシードライバーさんにホテルと空港に続けて行くことを説明して、ホテル前で待っていてもらうようにしました。リヴィエラホテルに到着後、受付で荷物だけ預けすぐに再出発です。
ドバイ空港のファストトラックサービス「Marhaba service」
09:45 どうにかドバイ空港の第二ターミナルに到着です。55AEDでしたが、細かいのがないため20AED札を3枚渡し、残りはチップで渡しました。親切なドライバーさんでした。
タクシー降車場所から空港内入って正面、予約していたMarhaba serviceのカウンターがすぐにあり、迷わずに助かりました。しかしながらカウンターに行くと、受付の男性一人だけです。
さて、この「ファストトラック」なるサービス、私も初めて予約しました。これはどんなサービスかというと、ホームページでは、
Whether you’re travelling alone or with your family, on a business trip or a holiday, we’ll make sure that your journey gets off to a smooth start. We’ll fast-track you through all the airport formalities, help with baggage and provide language assistance if needed.
とあり、空港での離発着時、イミグレやセキュリティなどの行列に、全て並ぶことないようエスコートしてくれるサービスです。言わばVIP扱いのような感じで通してくれます。
今回、カタール(ドーハ)へのフライトを考えている段階から時間がかなり厳しいことがわかっており、どうにか時間を短縮する方法が無いか探していたところ、このサービスを知りました。ホームページではキレイな欧米系の女性の写真があり、期待値は高まります。料金は二人でAED170(約3,740円)でしたので、これで飛行機に安心して間に合うならかなり安く思えます。
話は戻りまして、実は先のタクシーの中から念のため、電話で遅れる旨を決して上手でない英語で連絡していたにも関わらず、カウンターには男性一人。この時点で少し雲行きが怪しくなります・・。
待つこと10分強、呼び出されたアジア系の女性が笑顔無しで、あからさまにめんどくさそうに登場します・・・あれ。私は夢を見ているのでしょうか。世の中の厳しさ、現実の厳しさをまざまざと思い知らされました。やがていつか思い出が美化してくれるでしょう。
国内線ならまだしも、国際線で出発60分前をとうに過ぎて、こちらは相当焦っているのに彼女には焦る気配は全くありません。これはダラけているのではなく貫禄。余裕の貫禄、そう考える他ありません。
しかし彼女に付いて行った最初の発券カウンターからファストトラックの威力をいかんなく発揮します。セキュリティも含めて全ての行列をパスです。少し見直し始めていました。
が、その矢先、イミグレでまさかのGo to office。事務所行きを命じられます。Marhabaレディも時間が無いようなことを少し説明してくれましたが、覆らずです。アブダビ入国から即ドバイ出国でカタールまで、が少しひかかってしまったのでしょうか。
事務所まで連れて行かれると受付は男性二人。また間が悪いことに、赤ちゃんを連れた先客が揉めに揉めています。ようやく私たちの番となり、妻と私1人づつ、それはもうゆっくりパスポートとPC画面を何度も照合。
どうにかこうにか切り抜け、ボーディングタイム10:15のところ、既に10:20。そこから再びファストトラックの威力を発揮です。10:25ギリギリでなんとかバス乗車です。Marhabaレディは颯爽と去って行きました。3,700円の価値は恐らくあった、でしょう。
続く。
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