台湾、現地でのお金は両替?ATMキャッシング?どちらがお得?

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台湾に限らず海外旅行の際、飲食店やお土産など、現地での支払いはどのようにしていますか? 私は出来る限りクレジットカードで済ましています。

旅行中に大金を持ち歩くのは、どんなに治安が良い国でもやっぱりちょっと心配です。台湾は基本的には治安が良いですが、どこの国・地域でも良からぬ人はいます。

しかしクレジットカードがメインとは言っても、最低限の現金は必要

Uber以外でのローカルタクシー、街の路地裏の飲食店など、現金しか利用できないお店もやっぱりあります。それでは台湾旅行の際、現金はどのように調達するのが一番お得なのでしょうか?

ずばり「現地ATMでキャッシングの方がおトクで、楽で、早い」です。

現金の調達は両替?ATMキャッシング?

海外での現金調達方法としては、大きく分けるとこの2つ。

  • ATMでクレジットカードキャッシング
  • 空港などの両替所で両替

空港に到着すると両替所でいつも行列ができているところを見ると、世界中でまだまだ両替派が多数なのかなと実感します。

しかし実際は「現地ATMでキャッシング」の方が、両替レートも良いし、時間もかからない、と断然にATMキャッシングの方がオススメです。

例えば台北で、13,000TWD(=約50,000円)をキャッシングした場合と、両替所で両替した場合で、ある日のレートを元にシュミレーションしてみます。キャッシングまでの返済は少々長めの25日間とします。

比較の方法としては、キャシング時は台湾ドルベースになるので、同じ額の台湾ドルを両替所で手に入れようとした場合に日本円でどのぐらい必要かを比べます。

ATMキャッシング 両替所
金額 13,000TWD 13,000TWD
為替レート 3.7536円/TWD 3.8580円/TWD
小計 48,797円
利息(18%、25日間) 600円
ATM手数料 108円
合計 49,505円 50,154円
実レート 3.8081円/TWD 3.8580円/TWD

ざっくり言うと約50,000円借りて600円ぐらいなので、 “ATMキャッシングと両替では、1%強ATMキャッシングの方がオトク” ということですね。

さらに「繰上げ返済」を使えば、利息の発生をさらに抑えることが可能です。

繰り上げ返済では更にオトク

台湾到着日にキャッシングし、帰国後の返済日まで7日としてみます。その場合のシュミレーションをすると

ATMキャッシング(繰上げ返済) 両替所
金額 13,000TWD 13,000TWD
採用レート 3.7536円/TWD 3.8580円/TWD
小計 48,797円
利息(18%、7日間) 168円
ATM手数料 108円
返済時ATM手数料 216円
合計 49,289円 50,154円
実レート 3.7915円/TWD 3.8580円/TWD

繰上げ返済時には”ATM手数料がかかる”ということがポイントですね。それでもトータルでは有利になり、両替所と比べると900円ぐらいの差がつきます。なので、「繰上げ返済すると約2%ATMキャッシングの方がお得!」ということになります。

という感じです。

もう少し詳しい検証をしてみます。

VISA、Master、JCB、Dinersで海外キャッシングのレートを比較

キャッシングということは、お金を借りることになります。

ですので、返済日まで利息が発生するということですね。その上、海外の通貨に両替されて使用するということは、為替レートも重要になってきます。

また利用する国やATMによってはATM利用手数料がかかることになりますが、これはカード会社にはどうすることもできない部分です。

つまりチェックをしたいのがこの2つとなります。

  • 利率(実質年率)
  • 為替レート

キャッシング時の金利を比較

金利は、JCBとDinersが利用者によって変動するようになっています。またDinersだけが、利息2回払いなので、少々不利な条件となっています。

VISA・Master JCB Diners
利率(実質年率)  18.0%  15.00~18.00% 15.0%~20.0%
返済方法  元利一括返済 元利一括返済 元金1回、利息2回
繰上げ返済

為替レートを比較

為替レートの設定もカードのブランドごとに異なります。

ここで紹介しているレート・手数料はショッピングではなく、海外でのキャッシングですのでご注意ください。

VISA・Master JCB Diners
レート基準日 データ到着日の基準レート JCBが加盟店に支払い処理をした日 決済センターにデータが到着した時点
採用レート基準  独自レート  独自レート  国際提携組織が指定するレート
手数料
(事務処理費用)
なし なし  なし
その他 主要通貨については直接円換算し、その他通貨については一旦米ドルなどに換算したものを円換算

ダイナースが少し特殊で、マイナー通貨は一旦USDに換算、そこから円換算というレートを採用しますので、2重のブラックBOXですね。

いづれのカードも、使用日ではなく決済データが到着した日、あるいはその処理日となるということがポイントです。

実際の利息と手数料はどのぐらい?

これは実際に台北で、Masterカードで3,000TWD(台湾ドル)キャシングをした際のカードの利用明細です。

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ここから分かるのは、

  • 為替レート:3.7536円/TWD
  • レート採用日:12/05(利用の翌日)
  • 利率:18%(上で紹介した通り)
  • 利息:215円(返済期間39日)
  • ATM手数料:216円

ということですね。余分に掛かった費用が利息+ATM手数料で431円。

また別の日で見てみますと、

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  • 為替レート:3.7030円/TWD
  • 利息:60円(返済期間33日)
  • ATM手数料:108円

余分に掛かった費用が利息+ATM手数料で168円。

あれ?同じ金額を借りたのに、利息とATM手数料が異なっています。

まず利息が異なるのは、為替レートが変動したことと、キャッシングをした日から返済日までの日数が異なるからです。それとATM手数料は、ATMによって異なるためです。

出来るだけ手数料の低いATMを探したいところですが、初めての場合どのATMが安いのかなんて探すのは難しいですよね・・。

つまり、出来るだけ費用を抑えるには

  • 大きな金額を借りた時は繰上げ返済を利用する。
  • ATMの利用は1回で済ます。

ということです。

桃園空港の両替所とキャッシングのレートを比較

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それでは上で例示した日(12/04)の桃園空港にある両替所のレートと比較してみます。

ちょっと見づらいですが、JPYのBUYのレート「0.2592」ですね。1÷0.2592=3.858になります。

レート
キャッシング 3.703円/TWD
両替所 3.858円/TWD

レートを見るとやはりキャッシングの方がオトクですね。

セディナカードなら海外でのATM手数料なし

通常のクレジットカードの場合、上で述べたように海外でのATM手数料+利息が必要なのですが、セディナカードに限っては海外でATMキャッシングを利用しても、手数料が発生しません。

こちらは台湾ではなく、インドで実際にセディナでキャッシングを利用した利用明細ですが、利息こそ発生しているものの手数料は発生していません!

OMC_Plus_会員専用インターネットサービス

またこの時はしませんでしたが、繰上げ返済もすることが可能なので利息の発生も、小さくすることが可能です。

セディナカードが更にスゴイのは、年会費が永年無料であることです。台湾に限らず「海外旅行に毎年1回は行く」と言う方には、ATMキャッシング用として1枚持っておいても損はありません。

まとめ

  • ATMキャッシングと両替では、ATMキャッシングの方がおトク
  • 繰上げ返済をすれば、もっとオトク
  • 違いは2%ぐらい、面倒くさい方はどっちでもOK

という感じでしょうか。

クレジットカードを使っての海外キャッシングでは、あらかじめ海外キャッシング枠の割当が必要となりますので、まずは確認してみましょう。