airBaltic card Mobile SIMカード:中国、韓国、アメリカ、インドで繰り返し使える格安プリペイドSIM、1GB / 8.9ユーロから

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海外用プリペイドSIMは、世界中の様々な会社が乱発。その競争のおかげで価格が下がるのでユーザーとしてはありがたいのですが。

でも意外とイイのがないウィークスポットなのがアメリカ、中国、韓国、インド、ロシア

 

中国韓国については、使用期限があるSIMなら(有効期間8日間デスみたいな)、いくつかアジア系SIMがあるのですが、ほぼ1回の渡航のみで期限を迎えるので、旅行の方はその都度渡航の度に買う必要がありました。

あるいは、出張族の方なら尚更ですね(総務に毎回嫌味言われるのもツラい・・・)

このアメリカ、中国、韓国の3ヶ国あたりが、なんだかんだで一番出張族の方多そうなのに。なぜにプリペイドSIM空白地帯なのか??

 

またアメリカについては、本国のキャリア(Verizon、AT&T、T-Mobile、Sprint)の力が強すぎるせいか、旅行者が充分に使えるプリペイドSIM・プランが実質的にはありません。*AT&Tが以前はプリペイドプランを提供していましたが廃止され、非常に割高なものしかなくなってしまいました。

 

以前から当ブログでプッシュしている 『VodafoneアイルランドのRED SIM はチャージさえすれば無期限+超格安のヨーロッパ最強SIM なのですが、オトクなのは基本ヨーロッパのみというのがネックでした。

 

で今回、

アメリカ、中国、韓国でのプリペイドSIM決定版なんじゃないか、というSIMを発掘しました。

  • 1MB / 0.015EURの従量課金制プラン、費用は使った分だけ
  • 1GB使っても15ユーロ(約2,000円)
  • 1GB /8.9EUR2GB/16.9 EUR/30日プランもアリ
  • チャージさえすれば無期限に繰り返し利用可能(最終利用日から730日有効)

もうこれだけで最高感溢れ出ていますが、実際に海外での使用感も含めて詳しく紹介していきます。

 

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airBalticcard Mobile 運営会社

このSIMカードサービスを提供しているのは Nordic Airline Systems社

公式サイト airBalticcard Mobile services
公式サイト Nordic Airline Systems

 

エアライン? そうなんですね。

なんとこのSIMカードサービスを提供している “ノルディックエアラインシステム”は、air Balticというラトビアの国営航空会社の関連会社で、システム開発などを行っている会社なんですね。

拠点は、バルト海東岸に南北に並ぶバルト三国の一つ、ラトビア Latvia。美人が多い上に男性が少ないというディズニーランドも真っ青な夢の国ですね。

 

airBalticcard 料金プランと仕組み

大まかな利用の流れとしては以下の通りでシンプル。

  1. 残高のチャージ(日本のクレカでOK)
  2. 料金プランの申込み(WEBから or 携帯からダイヤル)

となります。簡単ですね。

 

少し変わっているのが『料金プラン』です。様々なものがあるのですが、それぞれのプランに「パッケージナンバー」が振られています。

このパッケージナンバーに基づいてプランを申込み(適用)するのですが、WEBのマイページだけからではなく、スマホからダイヤルで、つまりコマンドを打つだけで申込みが可能です。

このairBaltic SIMでは、基本的にほぼ全ての作業がコマンド方式で行うことが可能になっています。例えば、パッケージNo.48の申込みの場合

『*146*941*48#』

と打って通話ボタンを押すだけ。というような具合です。具体的な細かい機能とコマンドは後ほど詳しく説明します。

主要な実用的なプランの紹介を。

 

1MB / 0.015EUR のオトクな従量課金制:パッケージNo.48

パッケージ No. No.48
有効期限 365日
料金 1MB / 0.015ユーロ(約1.8円)
アクティベーション
費用
1ユーロ(約120円)
【北アメリカ】 アメリカ
【中南米】 アルゼンチン、グアドループ、チリ、コロンビア
【アジア】 中国、香港、韓国、タイ、シンガポール
【オセアニア】 オーストラリア
【西ヨーロッパ】 イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、アイルランド、リヒテンシュタイン、ジブラルタル、スイス
【東ヨーロッパ】 ロシア、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、ハンガリー、ギリシャ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ
【北欧】 デンマーク、フィンランド、スウェーデン、アイスランド、ノルウェー、フェロー諸島
【中東】 イスラエル、パレスチナ
*120円=1ユーロ換算

 

これ、メチャクチャ良くね? と思わずうなったのがこちらのプランです。

1.アメリカ、中国、韓国で使える

冒頭で述べた通り、有効期間ナシで、何回でも使えるプリペイドSIMカードが無い空白地帯であったアメリカ、中国、韓国でも使えるという点です。

2.1MB / 2円の従量課金性

安い!しかも1MB刻み!きざみ過ぎ!初期のiモードか!つまり使った分だけ料金が発生するワケですね。

有効期間アリのSIMカードは、余ったら損、足らなくなる心配がある場合は更に余分にSIMカードを用意していく必要があったりと何かと不便。もうそんな心配は不要なわけです。とりあえず使いそうな分だけ残高チャージしておけばAll OK!!

 

少しだけ解説付け加えますと、こちらのプランのみアクティベーション費用が必要。言わば初期費用ですわね、1ユーロだけ。そこにプラスして1MB / 0.015ユーロの料金が乗っかていきます。この1ユーロが365日間有効、ということになります。

 

シュミレーション例です。中国の出張で 1.5GB 使いました。となると発生する料金は、

1ユーロ + (1500MB x 0.015ユーロ) = 23.5ユーロ (約2,820円)

こんな具合です。次回の出張も、また次回の出張も使った分だけ。1枚のSIMを使い続けることが出来るのです。他のプランを見ていきます。

 

1GB /8.9EUR:No.75、 2GB /16.9EUR:No.93

パッケージ No. No.75、No.93
有効期限 30日
料金 1GB / 8.9ユーロ(約1,070円):No.75
2GB / 16.9ユーロ(約2,000円):No.93
【北アメリカ】 アメリカ
【西ヨーロッパ】 イギリス、フランス、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、アイルランド、リヒテンシュタイン、ジブラルタル
【東ヨーロッパ】 ロシア、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、ハンガリー、ギリシャ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニア
【北欧】 デンマーク、フィンランド、スウェーデン、アイスランド、ノルウェー
【中東、他】 イスラエル、グアドループ

 

このプランは2019年より新たに加わったプランで、ヨーロッパアメリカ向けでかなりお得な設定となっています。

 

1GB /15EUR:パッケージNo.11

パッケージ No. No.11
有効期限 30日
料金 1GB / 15ユーロ(約1,800円)
【北アメリカ】 アメリカ、カナダ、メキシコ
【中南米】 ブラジル、コスタリカ、コロンビア、チリ、グアテマラ、グアドループ、ホンジュラス、ニカラグア、パラグアイ、プエルトリコ、ウルグアイ、パナマ、ペルー
【アジア】 中国、香港、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、カザフスタン、フィリピン
【オセアニア】 オーストラリア
【西ヨーロッパ】 イギリス、フランス、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガル、オーストリア、ベルギー、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ハンガリー、アイルランド、リヒテンシュタイン、ジブラルタル、アンドラ
【東ヨーロッパ】 ロシア、ウクライナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、ハンガリー、ギリシャ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニア、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア、モンテネグロ、トルコ、ベラルーシ
【北欧】 デンマーク、フィンランド、スウェーデン、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、フェロー諸島
【中東】 UAEアラブ首長国連邦(ドバイ、アブダビ)、イスラエル、パレスチナ

 

こちらのプラン、先に紹介したプランとの違いは下記。

  • 1GB単位の大容量に(単位あたりの料金はそのまま)
  • アジア、北南米を中心に幅広くカバー
  • ただし有効期間30日間

特にメキシコブラジル までカバーしています。その他の南米は治安的に旅行に行く日本人そんなにいるかなぁという感じですが、ロシアで使えます。

アメリカ、中国、韓国の3ヶ国に限っては上のNo.48の方が使いやすいかと思います。

 

3GB /35EUR:パッケージNo.58

パッケージ No. No.58
有効期限 30日
料金 3GB /35EUR(約4,200円)
アジア 中国、台湾、香港、マカオ、タイ、マレーシア、シンガポール、インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム、日本
オセアニア オーストラリア、ニュージーランド

こちらは2019年から加わった新たなプラン。対象国にオーストラリア、ニュージーランドのオセアニアが入ったことと、インドが対象国に入ったのが大きいです。

 

 

airBaltic SIMカード利用開始方法

ユーザー登録・SIMカードアクティベーション

さてSIMカードが到着しましたら、続いてSIMカード利用開始のために「ユーザー登録」と「アクティベーション」を行います。

認証に SMS を利用しますので、スマホにairBalticモバイルのSIMカードを入れた状態で行います。

 

【ステップ1】

airBalticのWEBサイトから、右上の人物アイコン(ログイン)をクリック、下部の「Registration」から進みます。
参考 airbalticcard :Login

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入力は全てローマ字で行います。規約了解にチェックを入れて「Register」をクリック。
参考 airbalticcard :Registration

Name 名前
Surname 名字
Company name 会社名(入力しなくても可)
Phone SIMの電話番号(例:372-0000-0000)
e-mail メールアドレス

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このような画面が表示され、①上で登録したメールアドレス宛にメールと、②SIMカード宛にSMSで5桁のPINコードが届きます。

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【ステップ2】

すぐにメールが届きますので、リンクをクリックします。

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表示された画面でSMSで届いたPINコード5桁を入力、下記が表示されれば完了です。続いてもう一度メールが届きます。

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Login ID(登録したメールアドレス)と、Passwordが発行されます。

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ログイン画面に戻り、ログイン。

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無事ログインできました! 左のメニューからパスワードの変更も可能です。

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支払い用クレジットカードの登録

まず、残高チャージのために支払い用のクレジットカードを登録します。ログイン後、左のメニューから「Credit cards」をクリック。

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情報を登録して「Register the Card」をクリック。登録できるのはVisa、Master、アメックスとなります。

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完了です。

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残高チャージ方法には「都度チャージ」「オートチャージ」の2つの方法がありますが、ここでは都度チャージを説明します。

メニューから「Recharge Balance」をクリック。希望する金額を選択して進みます。チャージ1回に付き、支払い手数料の0.50€(約65円)が上乗せされます。まぁ65円なので、目をつむりましょう。

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最終の確認画面となりますので、よければ「To pay」をクリック。

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完了です。残高反映まで10分ほどかかります。

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チャージ履歴はメニューの「History of recharges」から参照可能です。

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また「My invoices」からチャージごとにPDFで領収証の発行も可能です。会社に経費請求したい場合などに便利ですね。かゆいところに手が届くairBalticモバイルなのです。

 

データパッケージの有効化

データパッケージを有効化する方法は冒頭でも少し触れた通り、1)WEBから行う方法と、2)スマホからコマンドで行う方法があります。

 

1. WEBから

ログイン後、左のメニューから「Date package」を選択。

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ドロップダウンから希望するパッケージNo.を選択し、「Activate the package」をクリック。

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SIMが差された状態であれば、すぐに確認のSMSが届きます。

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2.コマンドで有効化

これは電波さえ入れば、WEBページでログインなどをする必要がないので、覚えておくとかなり便利です。

 *146*941*PackageNo#

このコマンドを携帯でプッシュして、最後に通話ボタンを押せば完了です。

 

例えば、パッケージNo.11の場合は下記のようになります。

 *146*941*11#

 

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するとすぐにこのように表示され、完了です。

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様々な設定

覚えておきたい便利なコマンド

パッケージの有効化: *146*941*PackageNo#

パッケージの無効化: *146*940*PackageNo#

パッケージの確認 : *146*942#

チャージ残高確認 : *146*099#

 

 

例えば、パッケージの確認 *146*942# をiPhoneで行うとこのような表示が出ます。1GB・30日プラン(No.11)だったのですが、残り20時間まで迫り、899MB使用済みということが分かります。

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APN設定

お使いの機種がAndroidの場合はAPN(アクセスポイントネーム)の設定が必要となります。iPhone(iOS)の場合は原則不要です。

APN   : send.ee
Username:なし(設定不要)
Password :なし(設定不要)

豊富な設定オプション

airBalticモバイルSIMは、他にも設定できるオプション機能がこれでもか!というほど、豊富にあります。

  • 無料通話転送
  • Skype、Viberからの着信通話で相手料金無料(通話料金自己負担)
  • 代表番号機能
  • イギリス携帯番号の利用
  • アメリカ携帯番号の利用
  • 位置特定サービス

 

airBalticモバイル実際の使用感(アメリカ、中国、韓国)

個人的にオトクだと感じる3ヶ国で実際に利用してみました。

 

アメリカでairBaltic mobile

まずはアメリカ(ボストン)、電波はAT&Tをキャッチ。4G回線、下り23Mbps。これだけ出れば必要十分です。

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中国でairBaltic mobile

中国ではCHINA MOBILEの回線をキャッチ。4G回線で、下り9.7Mb。中国では必須の百度MAPや、WEBブラウジング、メールをするには充分です。また中国国内の携帯ネットワーク、ホテルのWIFIなどでは通常利用不可能な Google、Twitter、Youtube、LINE、Amazon Japanなども、airBalticSIMなら問題なく利用可能です。

 

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韓国でairBaltic mobile

ソウル近辺ではSKTelcomの回線をキャッチ。3G回線で、下り2.59Mb。こちらも早いとは言えませんが、Google MAPや、WEBブラウジング、メールをするには困りません。

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ドイツでairBaltic mobile

オマケでドイツでもお試し。フランクフルト近辺でo2の回線をキャッチ、3Gで下り12Mbps。充分ですね。

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まとめ

実際に海外で利用しても、全く問題なく利用ができました。チャージして利用させすれば、実質的には無期限に利用が可能です。

短期の6日〜8日間のみ有効なSIMカードを、毎回繰り返し購入する手間・費用を考えれば、この1枚でカバーするの方が良いかと思います。

私はアメリカ、中国、韓国でのSIMカードはこのairBaltic SIMカードでいきます!

 

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