画像ファイルにGPSデータをひっつけるのに、Nikonのフリーソフト「View NX2」を使ってきました。
参考 旅でGPSログを取るのに役立つアプリ「MotionX-GPS」の使い方
参考 Nikon ViewNX2を使ってGPSログデータから写真データに位置情報をマージする方法
どうやら、View NXには後継ソフト「ViewNX-i」があるらしいことが分かりました。公開が2015/3/2。今、2017年秋。2年半のタイムギャップ。情弱はツラい・・。
もともとはNikonのRAWも扱える編集ソフトなのでLight room的立ち位置のようですが、ワタシが使うのはGPS周りだけ。
何か変わっているのか試してみましたが、GPS周りに関しては特に進化した点はなく。使いやすい方を使えばいいかなという感じでした。
Nikon View NX-iの使い方
ソフトのダウンロードはこちらから。Window、Macどちらもあるのでありがたやですね。
参考 Nikon ViewNX-i
ソフトを立ち上げるとこのような感じに。左がエクスプローラー、中央に選択した写真、右サイドのパラメーターで調整という感じです。写真の編集などはワタシは使わず。
写真の表示方法は変更が可能です。
さて、ジオタギングに進みます。メニュータブから「地図」を選択。
初回のみGoogleMapの注意がでますがOKで。
MAPが表示されました。続いて設定ボタン(スパナのアイコン)をクリック。
地図に関する設定を行えます。ここはデフォルトのままでも特に大丈夫です。
続いて「Log Matching」を選択。ここでは大切な設定を行います。
まずタイムゾーンの設定。これは実際に撮影したエリアの時間帯を設定します。今回のテストではインドで撮影した写真とするのでUTC +5:30とします。
下の「位置情報の割り当て」ではトラックポイントの付与方法を選びます。最も近い1点か、2点の中心にするか。GPSログが細かく正式に取れている場合は基本的には1点で良いかと。
設定が終われば、GPSログデータを付与したい写真を選択します。フォルダ内全てのファイルの場合は「全て選択」とします。
続いてログアイコンをクリックし、GPSログデータ(トラックログファイル)を読み込みます。読み込めるファイル形式は.GPXのみのようで、.KMLのままでは不可です。
一度に10ファイルまで読み込めます。
GPXファイルを読み込むと下のウィンドウにログが表示されます。写真が選択されていることを確認して「実行」をクリック。
ログ上の赤いピンが立っている箇所が写真が紐付いている箇所となります。
良ければ「保存」。
既に元から位置情報が埋め込まれているファイルがある場合は注意がで出ます。除きたい場合は写真のチェックを外します。
完了です。左サイドバーの写真をクリックすれば、撮影された場所が黄色ピンとして表示されます。
あるいは地図上のピンをクリックすることで写真を表示することも可能です。
メタデータを表示することも可能です。
総評
GPSデータをマージする際のメニューに関しては、旧来のNikon ViewNX2の方が細かい設定も可能で、ファイルごとにも見やすいでしょうか。
ViewNX-iをわざわざ使うメリットは、んーー微妙。
他にもフリーで色々なソフトがあるようなので使いやすいのが良いでしょう。
Flickrにアップすると確かに位置情報が付与されておりMAPから細かく見ることが可能で、旅を振り返るのに良い感じですね。
コメント